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2. WebDIAの設置

WebDIAの設置には、以下の作業が必要になります。
設置に慣れておられない方は、CGI設置の一般論については、CGIセッティングの7ヶ条futomi's CGI Cafe)が参考になると思います。
設定ファイル・デザインファイルの書式など、WebDIA固有の問題については、WebDIA BBSでお問い合わせください。

  1. データファイルの用意
    まず、表示させたい時刻表をWinDIA(Macの場合はDrawDIA)で作成し、そのデータファイルを用意します。

  2. WebDIAのダウンロード・解凍
    ダウンロードのページから、WebDIA一式の圧縮ファイルをダウンロードし、解凍してください。

  3. CGIスクリプトのカスタマイズ
    CGIスクリプトのカスタマイズを行います。webdia.cgiをテキストエディタで開き、以下の点について確認してください。なお、古いバージョンでは行番号が異なることがありますのでご注意ください。 カスタマイズの際、Perlの文法エラーを起こさないよう、特に、・全角スペースと半角スペースの混同 ・行末にはセミコロン( ; )が必要 の2点には注意してください。

  4. 「設定ファイル」「デザインファイル」の作成
    WinDIAデータファイルをブラウザで表示するための各種設定を行う、「設定ファイル」を作成します。1つのデータファイルに対し、1つの設定ファイルが必要です。
    設定ファイルのテンプレート「settei.txt」を開き、必要な設定を行った後、わかりやすい名前に変えて保存してください。例えば、「aaa.txt」という名前で保存した場合は、http://〜/webdia.cgi?f=aaa というURLで呼び出すことになります。
    また、ページデザインを変更する際は、デザインファイルのテンプレート「design.txt」を開き、値を変更した後、名前を変えて保存してください。そのファイルの呼び出しは、設定ファイルの方で設定します。

    ※動作確認をとりあえず行いたい場合は、設定ファイル中、「扱うDIAファイル」だけ設定すれば大丈夫です。

  5. 各ファイルのアップロード
    CGI、設定ファイル、デザインファイル、DIAファイルをアスキーモード(*)でアップロードします。
    背景画像などの画像を使う場合は、画像ファイルはバイナリモードでアップロードしてください。
    *アスキーモード…ソフトによっては「テキストモード」と呼ぶ場合もあるようです。
    注意! 拡張子によって自動的にアスキーモード/バイナリモードを判別するFTPソフトでも、拡張子が.diaの場合は、そのままではバイナリモードでアップロードされてしまいます。自動判別の設定で、拡張子が.diaの場合はアスキーモードでアップロードするように設定するか、毎回手動でアスキーモードに設定した上でアップロードしてください。
    バイナリモードでアップすると正しく読みとれず、スクリプトがフリーズしたり、表がおかしくなる可能性があります(怖くて実際に試してませんが……)ので、くれぐれもご注意ください。

  6. パーミッションの設定
    アップロードした各ファイルのパーミッションを設定します。以下の値が基準です。
    種類パーミッション
    webdia.cgi755
    設定ファイル・デザインファイル644
    DIAファイル644
    設定ファイル・デザインファイル・DIAファイルの
    格納ディレクトリ
    666
    ただし、CGIがオーナー権限で動作する場合(*)など、サーバによってこれより低い値(755→700、644→600など)にするよう指示されている場合は、そちらに従ってください。

    *…サーバ提供者からの説明で、「suExec環境」、「CGIWrap環境」といった単語がある場合はこれに該当します。
    詳しくは、KENT WEBFAQを参照してください。
    もしよくわからない場合は、まず低い方の値で設定してみて、「403 Forbidden」エラーが出た場合や、CGIは呼び出せたもののどうしても設定ファイル等が読み込めない時に、高い方の値に変えてみるといいと思います。

  7. CGIを呼び出してみる
    CGIを呼び出します。設定ファイルがaaa.txtの場合、URLは
     http://〜/webdia.cgi?f=aaa
    となります。これで、正しく表示できれば成功です。後は、表示の微修正などを行ってください。
    エラーが発生した場合はどこかで失敗していますので、もう一度やり直してください。

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